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↑試合会場用
大会運営委員長挨拶
このたびの東北地方太平洋沖地震におきまして、甚大な被害に遭われました皆様、また、ご家族近親者ご友人の方が被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
2011年度関東医歯薬獣大学サッカー春期リーグ(以下春リーグ)が始まります。大会まで残り二ヶ月を切った時期に地震が起こり、一時は開催自体も危ぶまれる状況でした。しかし、社会的な安定を最低条件とし、大会開催を希望する声が多くのチームから上がったことで、数十年にも及ぶ春リーグの歴史の重さが現在の各チームに脈々と受け継がれていると再認識しました。練習自体もままならない状態でしたが、「春リーグは最も重要な大会」「この大会のために一年間辛いことを乗り越えてやってきた」など、春リーグにかける強い気持ちが伝わってきました。毎年行われている春リーグですが、この地震をきっかけに、サッカーの好きな熱い仲間と競い合えることの喜びを改めて感じ、心から楽しんで頂きたいと思います。そうすればきっと、大会自体もより一層盛り上がったものとなるでしょう。
世界最大級となった今回の地震による影響は広範に及び多くの困難がありましたが、たくさんの方々に力添えを頂き大会開催まで漕ぎ着けることができました。ご協力いただいた関係各所の皆様には厚く御礼申し上げます。
最後に、私の好きなサッカーにまつわる名言を皆さんにお伝えして結びの言葉とさせていただきます。今年度の春リーグが、その結果に関わらず、皆さんにとって最高の大会となることを願っています。
「勝利は苦しみを通じてのみ、得ることができる。苦しみを通り抜けない勝利はない。」
—ロベルト・バッジョ
筑波大学医学群医学類 福嶋 一剛